自然天然食堂 | ケアネーネ

POINT プリッとした赤身が好みならもも肉、もっとジューシーで脂身があるのが好みなら肩ロースがおすすめ。 舞茸で包むことで舞茸の酵素の力でお肉が柔らかくなる。またソースに加えることで無駄なく美味しさもUP。 付け合わせの野菜は皮ごと歯応えも楽しんで！噛むこともピンコロに貢献。 ソースのケチャップは数滴加えることで出汁要らずの旨みUPに。ソースが面倒な場合はもちろん市販のステーキソースで簡単に仕上げてOK。 オーブンの焼き時間の目安は、肉の表面の色が赤から全体にうっすら茶色に色づく程度。 オーブンがない場合は、とろ火で熱したフライパンに蓋をして代用する。 材料（2人分） ・2～3cm厚めのステーキ肉（輸入牛の肩ロースやモモでOK） 300g・舞茸 1/2パック・サラダ油 少々・塩、胡椒 少々 ソース ・醤油 大さじ3・赤ワイン（酒や白ワインでも⚪︎） 大さじ2・みりん 大さじ2・砂糖 小さじ1.5・水 大さじ1.5・すりおろしニンニク 1かけ分・バター 8g・ケチャップ（なくてもOK） 2滴 付け合わせ野菜 今回は冬野菜の蕪、蓮根、ねぎを中心に。季節によってお好みで。 作り方 ① ステーキ肉はほぐした舞茸をまぶしラップで包み 1時間ほど常温に置いておく。② 付け合わせの野菜は食べやすい大きさに切る（根菜は厚さ7mm程度）。③ ソースの材料は全て合わせておく。④ ①の肉から舞茸を取り、舞茸は後からソースに加えるのでとっておく。 ⑤ 肉の表面に軽くサラダ油を塗る。付け合わせの野菜にはサラダ油をからめ、塩胡椒しておく。 ⑥ オーブンを120℃に予熱する。天板にクッキングシートをしき、網をのせ、その上に肉をのせる。付け合わせ野菜は肉の下を避けてクッキングシートに直接のせる。 ⑦ オーブンで肉を焼く。（肉の厚さ＝1.5cmの場合は3分、2cmの場合は5分、3cmの場合7分） 肉を裏返して反対側も同じ時間焼き、肉だけ取り出す。付け合わせ野菜はそのまま延長してステーキが完成するまでオーブンで焼いておく。 ⑧ オーブンから取り出した肉に塩胡椒し、強火で熱したフライパンで両面を焼き付ける。焼いたらアルミホイルで包んでおく。 ⑨ ソースを作る。先程のフライパンに舞茸とソースの材料を入れ、一煮立ちさせる。 ⑩ ステーキ、付け合わせ野菜、ソースを盛り付けて完成。 さぁ、今こそ、肉を咀嚼せよ！脂分を摂れ！楽しく笑いながらガハハと酒を飲め！ みなさんは“ピンピンコロリのための食事”と聞いて、はたしてどんな食事をイメージしただろう。私が真っ先に思い浮かべるのは、鰻だ。「おじいちゃん、昨夜まで元気に鰻を食べに行ってたんだけどね。」という言葉に、正直、感銘を受けた。私が目指すピンピンコロリは、この一言につきると思う。 今回は〝ピンコロの一食〟の記念すべき第一回目だ。そこで、分かりやすくみなさんのイメージを覆したいと考え、敢えてステーキをチョイスした。肉肉しいステーキに、パンにバターまで添えて、おまけに赤ワインだ。どうだろう。これは、みなさんの期待をうまく裏切ることができただろうか（笑）。 30代から40代にかけて、メタボの呪いにかけられた中年期の私達は、50代以降もそうでなければならない…いや、30代40代より代謝が落ちるのだから、もっと制限して頑張らねばならないと縛られている人が多いのではないだろうか。ここで立ち止まって考えていただきたいのが、中年期の健康常識と、高齢期の健康常識は全く違うのだということだ。私達の身体はどんどん栄養を吸収しにくくなり、どんどん食べる気力も衰えていく。そんな中、皆がシニアにイメージするような粗食を信仰していくと…どうなるだろう、想像して欲しい。粗食はピンピンコロリの逆、ネンネンコロリへ進んでいくのだということが、近年の研究結果で明らかになってきている。 さぁ、今こそ、肉を咀嚼せよ！脂分を摂れ！楽しく笑いながらガハハと酒を飲め！その理由はこれから少しずつ触れて行くとして。第一回目は、肉も、脂も、時には酒も、そしてたっぷりの季節野菜も、ピンピンコロリにはこれらが欠かせないものだということを、まずはお伝えしておきたい。これからの〝ピンコロの一食”が、みなさまにとって、より楽しく、より美味しいものになるように。 栄養士、フードコーディネーター、フードスタイリスト、食育インストラクター 藤田香織 料理本、料理動画、レシピサイトの制作に長年携わってきた中、食を通じて子ども達の未来を明るくする活動をしたいという気持ちが高まり、近所の保育園へ栄養士として就職。日々、子ども達へ大切な一食を提供しながら、園での食育活動や食を通じた保護者支援に勤しむ毎日。プライベートでは二児の母。そろそろ子育てもゴールが見えてきたかというタイミングで、夫と共にそれならどう生きるかを考えた結果、ピンピンコロリに辿り着く。夫婦でピンピンコロリを目指す時、見えてきた理想の食生活が、保育園で教えていることと合致し、今日の活動に至る。自称、0歳から100歳までの食の幸せを考える栄養士。 ピンピンコロリで思い浮かぶ友人がいる。毎日ガハハと酒を飲み、痩せたいけど食欲が衰えないと言い、バリバリと働いていた都心の大企業を辞め、ついには東京から離れていき、とある島で毎日素敵な夕日を眺めながら、大好きな自然派のワイン屋を開業してしまった女性である。今回、ステーキを掲載するにあたり、是非ともそんな彼女にこのステーキに合うワインを選んでもらいたいと依頼し、取り寄せて撮影に臨んだ。そして、彼女がこのレシピを使って実際にステーキを食しながら選んでくれたのが、この＜アッラ コスティエッラ カルメネーレ ＞だ。しっかりと濃いけれどやや酸もあるので肉と食べてももたれず、醤油味に合うということだ。ピチピチとしているのは自然派ワインの特徴でもあるらしい。さ、撮影でワインを開けてしまったことだし、今夜はこれを惜しげもなく楽しむとしよう！（ニヤリ）私自身のピンピンコロリのために！ おすすめの一品 ステーキと合うワインAlla Costiera Colli Euganei Carmenere D.O. 21アッラ コスティエッラ カルメネーレ通常価格 ¥3,200 詳しくはこちら

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